![]() アブレーションカテーテル等のカテーテルを用いたインピーダンスの測定装置及び測定方法
专利摘要:
向上されたインピーダンス測定のための4線式インターフェース(62)を有する装置(例えば、アブレーションジェネレータ)と共に使用するための、カテーテル及びパッチ電極システム(10)であって、励起信号を受信するための2つのソースコネクタ、及びインピーダンスを測定するための一対のセンスコネクターワイヤを含んでいる。無線周波数アブレーションジェネレータ(16)は、ソースワイヤと中立リターンパッチ電極(37)との間で信号を発生することができる。ソースリード(46)は、チップ電極(28T)に電気的に連結されて、そして、近位端まで延びている(及び、任意のセンスリードが、同様にチップ電極に連結されることができる)。ソースリターン(56)及びセンスリターン(56)(例えば、(複数の)皮膚パッチ)が、患者の対向する側に配置された場合に、向上された性能のために中立リターン(37)と組み合わされることができる。励起信号は、複素(組織)負荷を横断し、パッチ電極を介してジェネレーター(16)に戻り、インピーダンスは、センスコネクタにわたる電圧の低下を観察することによって測定される。 公开号:JP2011508628A 申请号:JP2010540699 申请日:2008-11-20 公开日:2011-03-17 发明作者:グレン;エイチ. カストナー;ディー.;カーティス デノ;ステファン;ピー. ミラー 申请人:セント・ジュード・メディカル・エイトリアル・フィブリレーション・ディヴィジョン・インコーポレーテッド; IPC主号:A61B18-12
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本発明の請求項は、2007年12月28日出願の米国特許出願番号第11/966,232号(‘232号出願)に基づいて先権を主張する。‘232号出願は、本明細書においてその全てが開示されるものとして、参照によりここに組み入れられる。] 背景技術 [0002] a. 発明の分野 本発明は、アブレーションカテーテルを用いたインピーダンスの測定装置及び測定方法に関する。] [0003] b.背景技術 電気生理学(EP)カテーテルは、留まるところを知らない数の医療処置に使用されている。例えば、いくつかの例を挙げると、カテーテルは、診断、治療、マッピング及び切除処置に使用されている。典型的には、カテーテルは、患者の血管を介して操作されて、意図する部位に到達される。カテーテルは、例えば患者の心臓内へ到達し、1個又はより多くの電極を保持し、それらを、マッピング、アブレーション、診断、あるいはその他の処置に使用することができる。] [0004] 所望の領域に使用される多数の方法があり、それらには例えば、無線周波数(RF)アブレーションが含まれる。RFアブレーションは、電極アッセンブリを介して無線周波数エネルギを所望の標的領域に伝達し、該所望の標的部位、その標的部位の組織を切除することによって達成される。RFアブレーションは、制御されない場合に過剰な熱を発生し得る。従って、アブレーションジェネレータに、ある種のフィードバック特性、例えば温度及びインピーダンス、を提供することが知られている。医療処置の最中に医師/臨床医が使用するべくそのようなフィードバックを提供するためには、従来のRFアブレーションジェネレータは、典型的には、少なくとも患者の組織付近のアブレーション電極のインピーダンスを示すよう意図された複素インピーダンス(Z)の大きさを測定して表示するように構成されている。インピーダンスの測定を行うために、従来のジェネレータは、1個のチップ導体(tip conductor)(すなわち、カテーテルを通る、アブレーションの先端電極までの1つのリード)及び1つのRF中立/分散(インディファレント/ディスパーシヴ(indifferent/dispersive)リターン(すなわち、RF中立リターンからジェネレータに戻る1つのリード)−測定のための2端子式のものを用いる。インピーダンス測定に使用されるソースの周波数は、一般的にはアブレーションエネルギーソース周波数であり、これは典型的にはアブレーションジェネレータに依存して約450kHz以上である。そのようなインピーダンス測定は、普通、組織熱及び組織−電極接触を評価するのに使用される。しかしながら、当該技術における一つの欠点は、そのような2端子式測定が、組織の状態に関係のない(すなわち、非生理的変化)要因のために、インピーダンスの測定における変化にさらされることである。例えば、アブレーションジェネレータとカテーテルとを接続するアブレーションケーブルの巻き付け(コイリング、coiling)は、インピーダンスの測定値を変える場合があり、実際の組織状態を完全に表示しない不正確な読み取り値を与える。] [0005] その他のインピーダンス測定技術が一般的に知られている。例えば、4端式測定がバルクな生理電気インピーダンスの測定及び動脈における病変の測定のために考慮されている。しかしながら、これらその他の測定技術は、上述の問題に取り組むものではない。] [0006] 従って、上記で述べた問題の一つ又はより多くを最小限にするかあるいは排除する必要がある。] 課題を解決するための手段 [0007] 心臓内アブレーションカテーテルのようなカテーテルを用いた組織のインピーダンスを測定するための技術を提供できることが望ましい。本発明の一つの利点は、患者に無関係な環境の変動、例えばケーブルの長さ、コイリング(coiling)などに比較的影響されないインピーダンス測定システムを提供することである。本発明の別の利点は、複素インピーダンスの正確な評価を提供することであり、該評価は、診断及び治療方法において多岐にわたる用法を有する。本発明は、4線式(すなわち、励起信号を発生するための正及び負のソースワイヤ、及び結果として生じるインピーダンスを測定するための正及び負のセンスワイヤ)、従来の2線式、2端式によるアプローチと比較してより堅牢な、インピーダンスを測定するための3端式測定配置を提供する。] [0008] 一実施形態において、システムは、一対のソースコネクタ(正及び負)、及び一対のセンスコネクタ(正及び負)を含む、4線式のインターフェースを有する装置と共に使用するのに適するよう提供される。この装置は単独型ユニットであってよいが、本発明は、その他の装置、例えば無線周波数(RF)アブレーションジェネレータと組み合わせることを可能にする。該システムは、チップ電極、ソースリターン、及びセンスリターン(例えば、身体に取り付けるのに適した伝導性パッチであってよい)を有するカテーテルを含む。実用的なRFアブレーションの実施形態において、RF中立(インディフェレント(indifferent)リターン(電極)は、アブレーションチップ電極とも協働する。カテーテルは、近位端及び遠位端を有する細長いシャフトを備える。チップ電極は、遠位端に配置される。ソースリードは、チップ電極に電気的に接続され、カテーテルシャフトを通ってその近位端まで延びており、そこで正のソースコネクタに接続されるようになっている。ソースリターン及びセンスリターンは、装置におけるそれぞれの負のソースコネクタ及びセンスコネクタへの接続のために構成される。装置は、ソースコネクタにわたって励起信号を生じるように構成される。励起信号は、交流電流(AC)信号であり、その周波数は、好ましくは、RFアブレーションの実施形態においては、RFアブレーション周波数と干渉しないように選択される。励起信号は、チップ電極を手段として付与される場合、応答信号となり、これはセンスコネクタにわたって測定され、そして組織近位のチップ電極の複素インピーダンスを測定するのに用いられる。例えば、励起信号が定電流AC信号である場合、AC電圧信号は、複合負荷(すなわち、組織)にわたって応答して生じ、次いで、センスコネクタにわたって測定される。] [0009] さらなる実施形態において、ソースリターン及びセンスリターンは、伝導性材料の別々のセクションを有する単一のパッチに組み合わされる。しかしながら、さらに好ましい実施形態において、ソースリターン及びセンスリターンは、所定の距離だけ離された別々のパッチにある。さらにより好ましくは、これら2つのパッチは、所定の距離が最大となるよう、患者の対向する両側に位置する。いずれの場合(単一パッチ/2つのパッチ)においても、チップ電極は、第一の端子を規定し、一方、別々のソースリターン/センスリターンは、第二及び第三の端子をそれぞれ規定する。ここでより詳細に説明したように、この4線式、3端子式の測定配置によって、チップ電極に近位の組織容量中の複素インピーダンスの測定における向上された性能がもたらされる。] [0010] さらに好ましい実施形態において、システムは、装置(例えば、RPアブレーションジェネレータ)に接続するように構成された第一の端部及びカテーテルに接続するように構成された第二の端部を有するケーブル(すなわち、供給ケーブル)を含む。ケーブルは、ソース伝導体及び別のセンス伝導体を有する。ソース伝導体及びセンス伝導体は、正のソースコネクタ及びセンスコネクタへのそれぞれ別々の接続のために第一の端部で別々に終端する。ソース伝導体及びセンス伝導体は、チップ電極に続くカテーテルのソースリードへの単一接続のために、第二の端部で(互いに)電気的に結合されている。この実施形態において、カテーテルを通る単一リードは、は、インピーダンス測定に使用される。] [0011] さらに、本発明による2リード式カテーテルもまた提供される。さらなる実施形態において、ソースリターン又はセンスリターンの一方が、上述のRF中立リターン(すなわち、RFアブレーションのために使用されるもの)と組み合わされ、そしてカテーテルリング電極は、ソースリターン/センスリターンのもう一方に使用される。さらにその他の変形(variation)が提供される。] [0012] 本発明の前述及びその他の局面、特徴、細部、有用性、及び利点は、以下の説明及び特許請求の範囲の記載を読み、そして添付図面を再検討することによって明らかなるであろう。] 図面の簡単な説明 [0013] 図1は、本発明に従う、向上されたインピーダンス測定機能を有するRFアブレーションの実施形態の略図である。] 図1 [0014] 図2Aは、本発明に従う、インピーダンスを測定するための、4線式、2端式アプローチを一般的に示す、簡略化された概略図である。] 図2A [0015] 図2Bは、本発明に従う、インピーダンスを測定するための、4線式、3端式アプローチを一般的に示す、簡略化された概略図である。] 図2B [0016] 図2Cは、図2Bの4線式、3端式アプローチをより詳細に示す、略ブロック図である。] 図2B 図2C [0017] 図3Aは、2リード式カテーテル及び単一パッチ構成を用いた、第一の4線式の実施形態の簡略化された略ブロック図である。] 図3A [0018] 図3Bは、2リード式カテーテル及び2つの別個のパッチを用いた、第二の4線式の実施形態の簡略化された略ブロック図である。] 図3B [0019] 図3Cは、単一リード式カテーテル及び単一パッチ構成を用いた、第三の4線式の実施形態の簡略化された略ブロック図である。] 図3C [0020] 図3Dは、単一リード式カテーテル及び2つの別個のパッチを用いた、第四の4線式の実施形態の簡略化された略ブロック図である。] 図3D [0021] 図3Eは、ソースリターン及びセンスリターンの一方を、RF中立リターンと組み合わせ、そして、ソースリターン/センスリターンの他方のためにリング電極を使用する、第五の実施形態の簡略化された略ブロック図である。] 図3E [0022] 図4は、本発明に従うRFアブレーションジェネレータのブロック図である。] 図4 [0023] 図5は、各リードについて別個のルーメンを有する2リード式カテーテルの横断面図である。] 図5 [0024] 図6は、両方のリードについて単一のルーメン構成を有する2リード式カテーテルの横断面図である。] 図6 [0025] 図7は、本発明の特徴を有する場合と有さない場合の両方で設定されたカテーテルの関数として、位相角における変化を比較する図である。] 図7 [0026] 図8は、周波数の関数として、信号−ノイズ比を示し、そして、一つのトレースにおける従来の2線式アプローチを、第二のトレースにおける本発明と比較する図である。] 図8 [0027] 図9は、心臓内組織アブレーションの間の複素インピーダンスの変化を示す一連のタイミング図である。] 図9 実施例 [0028] 図面を参照すると、異なる図における同様の符号は、同じ構成要素を識別し、図1は、診断又は治療機能を導くためのシステム10の簡略化された透視図であり、向上された複素インピーダンスの測定能力を備える。図示されている実施形態は、RFアブレーション形態を示しており、従って、システム10は、ポンプアッセンブリのような流体ソース14に作動可能に接続されるカテーテル12、及びRFアブレーションジェネレータ16のようなエネルギ源を備える。流体ソース14及びRFアブレーションジェネレータ16は、アブレーション処置の作業を容易にするように機能し、そして、選択される変数をいくつでも(例えば、アブレーション電極の温度、アブレーションエネルギ、及びアッセンブリの位置)を監視すること、使用中のアッセンブリの操作を助けること及び必要なエネルギ源を提供することを含むことができる。さらに、当該分野で周知の視覚化、マッピング、及びナビゲーション構成要素のような追加の構成要素をシステム10に組み込むことができ、例えば、セント・ジュード・メディカル・インコーポレイテッドから商業的に入手可能なEnS ite NavX(商標)システム15、及び所有者が本発明の譲受人と共通の、発明の名称“心臓内でのカテーテルのナビゲーション及び配置及びマッピングのための方法及び装置(METHODANDAPPARATUS FORCATHETERNAVIGATION AND LOCATION ANDMAPPING IN THE HEART)”の、Hauck等の米国特許第7,263,397号明細書を参照すると一般的に見られるようなものも含む。当該明細書は参照としてその全体が本発明に組み入れられる。さらに、電気生理学的(EP)モニター、あるいは電気記録図信号ディスプレイ17のような表示装置、あるいは当該分野において慣用的なその他のシステムもまた、システム10に組み入れることができる。さらに、本発明に一致する実施形態は、ここで示さなかった、あるいは簡潔さ及び明瞭さのために説明しなかったその他の特徴を備え得る、典型的には備えることは理解すべきである。例えば、アブレーションカテーテルは、典型的には、追加の電極(及び対応するリード類)、温度センサー(及び対応するリード類)、及び当該分野で既知のその他の構成部品を備えることができる。] 図1 [0029] カテーテル12は、ケーブルコネクタ部分又はインターフェース18、ハンドル20、及び近位端24及び遠位端26を有するシャフト22を含むことができる。図示される実施形態において、遠位端付近に配置されたシャフト22は、アブレーションチップ電極28Tである。それに加えて、シャフト22は、1つ又はより多くの電極をさらに含むことができ、リング−2電極28R2及びリング−3電極28R3のような、心臓内使用のために構成され得る。カテーテル12が、さらに他の電極を含むことができ、そして、いずれの場合も、別の実施形態(RPアブレーション以外)において、1つ又はより多くの電極が、かなり多数の診断及び/又は治療処置のために使用できることは何度も繰り返されるべきである。例えば、そのような電極及び従ってそのようなカテーテルは、アブレーション処置、心臓マッピング、電気生理学的(EP)調査、及びその他類似の手技を実施するのに使用することができる。従って、本発明は、いずれか一種類のカテーテル又はカテーテルベースのシステム又は処置に限定されない。] [0030] カテーテル12、流体ソース14及びRFアブレーションジェネレータ16を一般的に含むようなカテーテルシステムの一般的な構造及び機能特性は一般的に当業者に周知である。流体ソース14は、示すような重力送り供給を含む、当業者に公知の固定容積ローリングポンプ(rolling pumps)、可変容積注射器ポンプ、及びその他のポンプアッセンブリを包含する、様々な公知のアッセンブリを含むことができる。さらに、流体ソース14によって提供される流体は、生理食塩水のような適当な生体適合性流体を含むことができる。以下で説明される変更を条件に、RFアブレーションジェネレータ16は、Irvine Biomedical, Incから入手可能な、モデルナンバーIBI−1500TRFカーディアックアブレーションジェネレータ(IBI− 1500T RF Cardiac Ablation Generator)の名称で販売されている、商業的に入手可能なユニットのような従来の装置を含むことができる。当然のことながら、RFアブレーションジェネレータ16は、様々なその他公知のエネルギ源もまた含むことができる。] [0031] 図1を続けて参照すると、RFアブレーションジェネレータ16は、一対のソースコネクタ(すなわち、正極コネクターソース(+)及び負極コネクターソースE(−)、図3A〜図3Eにおいて最良に示されている)にわたって出力されるアブレーション信号を発生させるよう構成されたRFアブレーション信号ソース30を含む。] 図1 図3A 図3B 図3C 図3D 図3E [0032] アブレーションジェネレータ16は、ソースコネクタにわたって出力される励起信号を発生するようさらに構成される。励起信号は、複素インピーダンスを測定するのに使用される。アブレーションジェネレータ16は、一対のセンスコネクタ(すなわち、正極コネクターソース(+)及び負極コネクターソース(−)、図3A〜図3Eにおいて最良に示されている)に連結される、複素インピーダンスセンサ32をさらに含む。対応するRF中立/分散リターン37が示され、これは、RFアブレーション信号の電気的リターンとして作用する。RF中立リターン37は、当該分野で公知の従来の構造及び材料を含むことができる。加えて、パッチ56、又は一対の別個のパッチを、ある実施形態に設けることができ、これらは、ジェネレータ16における(すなわち、ソース(−)コネクタ及びソース(−)コネクタでそれぞれ接続を形成するソースリターン561及びセンスリターン562を実行する。(複数の)パッチ56に含まれるソースリターン561及びセンスリターン562は、それぞれの電極を形成するために、電気的に伝導性の材料で形成される。パッチ56は、リターンが皮膚接触し、その後電気的接触するよう、患者の身体に貼り付けるよう構成される。加えて、アブレーションジェネレータ16におけるソース(−)コネクタ及びソース(−)コネクタへの接続を完全にするためのソースリターン及びセンスリターンの一部として従来の配線を使用することができる。] 図3A 図3B 図3C 図3D 図3E [0033] 複素インピーダンスセンサ32は、インピーダンス、及び任意に電極28Tに近い組織容量の複素インピーダンスを測定するよう構成される。準拠枠として、複素インピーダンスは、次の等式(1)で説明されるように直角座標で表すことができる:] [0034] (1) Z = R + jX] [0035] (式中、Rは、抵抗成分(オーム(Ω)で表される)であり;及びXは、リアクタンス成分(これもまたオーム(Ω)で表される)である。)複素インピーダンスはまた、次の等式(2)で説明されるように、極座標で表すことができる:] [0036] ] [0037] ] [0038] この明細書の残り全体を通じて、位相角は、好ましくは(度)で示される。ここで使用される場合、複素インピーダンスという用語は、大きさ及び位相角を含むと取られる。複素インピーダンスの大きさは、絶対値を意味するZが意図される。例示的な方法で図1に示されるように、複素インピーダンスは、極座標において、大きさ成分34(すなわち、オームで表されるZ)、及び位相角成分36(すなわち、度で表されるφ)を含み得る。複素インピーダンスは、好ましい実施形態において、以下でより完全に説明するように、励起信号から派生される。] 図1 [0039] 図1の参照を続けると、一般に、RFアブレーション信号は、典型的には450kHz以上の周波数を有し得るが、本発明はこの範囲に限定されない。さらに、励起信号は、好ましくは約2kHz〜200kHzの範囲内、より好ましくは、約20kHzの周波数を有する交流電流(AC)信号であり得る。一実施形態において、励起信号は、好ましくは約20〜200μAの範囲、より好ましくは約100μAの定電流信号である。定電流AC励起信号は、負荷の複素インピーダンスに依存して対応するAC応答電圧信号を発生するよう構成される。これに関する変動は、本発明によって予定されており、例えば、励起信号は、応答信号がAC電流信号を含むAC電圧信号であってよい。それでもなお、より現実的だえることから、定電流励起信号が好ましい。] 図1 [0040] 励起周波数が、RFアブレーション信号の周波数範囲からは外れており、それにより、複素インピーダンスセンサ32が2つの信号を区別することができ、フィルタリング及びその後AC応答電圧信号の処理が容易になることが理解されるべきである。励起信号周波数は好ましくはまた、0.05kHz以上1kHz以下の周波数範囲にある、通常の予想される電気記録(EGM)信号の周波数範囲から外れている。従って、要約すれば、励起信号は、好ましくは、典型的なEGM信号周波数よりも高くかつ典型的なRFアブレーション信号周波数よりも低い周波数を有する。最後に、RFアブレーション信号ソース30及び複素インピーダンスセンサ32は、同じ筐体内に組み込む必要はないが、多くの理由から、そのようにする方が商業的には効率的であろうことは理解すべきである。例示の実施形態において、RFアブレーション信号と励起信号の両方が、同じソースコネクタにわたって発生されることは留意すべきである。加えて、(複数の)コネクタという用語(例えば、ソースコネクタ、センスコネクタ)は、いずれかの種類の物理的インターフェース機構を伴うべきではなく、むしろ、1つ又はより多くの電気的ノードを示すよう、より広範囲に考慮されるべきであることは理解すべきである。] [0041] 図2Aは、4線式、2端式インピーダンス測定配置の概念を示す、簡略化された概略図である。図2Aは、複素インピーダンスを有する負荷38を示しており、負荷は、チップ電極及びチップ電極とそのリターンの間に近い組織容量のインピーダンスに対応する。図2Aは、RFソース40、インピーダンス測定メータ42、ソースライン46及びセンスライン48の増分抵抗44をさらに示している。4線式のアプローチは、一般的に、励起信号を送るためのワイヤ(ソース)の第一のセット、及び負荷の複素インピーダンスを検出するためのライン(センス)の第二のセットを与える。背景技術において上述したように、ケーブル抵抗、インダクタンスなどにおける変化は、2線だけのアプローチが使用される場合、アブレーションジェネレータ(図2Aにおけるソース40)における位相測定エラーを生じさせる。従って、異なるケーブル、延長ケーブル、変換ケーブルなどにより、規模を大きくし、そして位相測定エラーを生じさせ得る。ワイヤの第二のセット(センスライン及びそのリターン)を用いることにより、インピーダンスの測定が励起信号(及び同様にアブレーション信号)から切り離され、そしてインピーダンス測定の堅牢性が向上される。] 図2A [0042] 図2Bは、図2Aで示された基本的な概念のさらなる改良を示す簡略化された概略図である。好ましい実施形態において、4線式インターフェースが、3端式測定配置を形成するために使用される。図2Bは、4線式、すなわち、一対のソースワイヤ(ソース(+)、ソース(−))、及び一対のセンスワイヤ(センス(+)、センス(−))を示している。これらは、上述のソース及びセンスコネクタに接続される。図2Bはまた、3端式:(1)“Aカテーテルチップ”で示される第一の端子はチップ電極であり;(2)パッチ56あるいは別のパッチのソースリターン561部分のような“B−Patch1”で示される第二の端子;及び(3)パッチ56あるいは別のパッチのセンスリターン562部分のような“Cパッチ2”で示される第三の端子、を示している。2つの別々のリターン(端子)はそれぞれ、それら自体のリターンワイヤーを有することに注意。アブレーション(パワー)信号に加えて、本発明は、励起信号がまた、測定でき、そして複素インピーダンスに依存する負荷に関する応答信号を誘導する目的で、ソースコネクタ(ソース(+)、ソース(−))にわたって付与されることを熟慮するものである。上述したように、一実施形態において、20kHz、100μAのAC定電流信号は、図示するように、1つのチップワイヤ(ソース(+)、ノードAから始まる)からチップノード(ノードD)を通って、リターンパッチ(ノードB、ソース(−)ワイヤ)まで、経路49に沿って供給される。複素インピーダンスセンサ32は、センスコネクタ(センス(+)、センス(−))に連結され、そして、チップセンサーワイヤ(センス(+))からリターンパッチセンスワイヤ(センス(−))にわたって、インピーダンスを測定するように構成される。線形回路の定電流励起信号について、インピーダンスは、オームの法則:Z=V/Iに従って、センス(+)/センス(−)にわたって発生する観察される電圧に比例するであろう。電流がパッチ49だけを通るため、励起信号に起因する別の支流(ノードDからノードC)を流れる電流は、実際上ゼロである。従って、代替経路(センス(+)とセンス(−)の間)に沿う電圧を測定する場合、2つの経路が交差する場所でのみ電圧が観察される。2つのパッチの位置に依存して、かつてないほど増大した焦点が、チップ電極に最も近い組織容量に置かれるであろう。このアプローチの結果、2つのソースリターン/センスリターン(すなわち、パッチ)が離間している場合、カテーテルのチップ電極あるいはその近くだけのインピーダンスを測定することになる。] 図2A 図2B [0043] 図2Cは、図2Bで示した概念を拡張している。図2Cは、本発明の4線式、3端式測定配置の簡略化された概略的ブロック図を示している。明瞭化のために、ソース(+)ライン及びセンス(+)ラインはカテーテルコネクタあるいはハンドル(実線)中で結合されるか、あるいはチップ電極(センス(+)ラインは、極めて細い線でハンドルからチップ電極まで示される)までずっと別々のままにしておくことができる。図2Cは、複素インピーダンスの変動のいくつかのソースを特に示しており、そのような変動は、複素インピーダンスが測定された組織中の生理的変動を反映しないため、“ノイズ”と考えられ、ブロック47で概して示されている。参考までに、複素インピーダンスが測定される組織は、チップ電極28Tに近接してその周囲にあり、概して、極めて細い線のボックス49で囲まれている(そして、組織は、図式的に、簡略的な形式で、レジスタ/キャパシタ組み合わせとして示されている。)。本発明の目的の一つは、ボックス49内あるいはその周囲における変化に起因しない変動に対して堅牢あるいは影響を受けない測定配置を提供することである。例えば、様々なケーブルコネクション(例えばソース(+)コネクション、ソース(−)コネクション、及びセンス(−)コネクションなど)と直列に示されている可変性の複素インピーダンスボックス47は、ケーブルの長さの変化、ケーブルコイルなどに起因する抵抗性/誘導性変動を含み得る。パッチ561及び562などに近接する、可変性の複素インピーダンスボックス47は、本来的に、より抵抗性/容量性であり、研究課程にわたる身体の発汗等に依存しうるものであってもよい。。このように、本発明の様々な配置は、ブロック47中の変動に対して比較的影響を受けないで、ブロック49の複素インピーダンス測定に関して、高い信号−ノイズ(S/N)比を示す。] 図2C [0044] 図3Aは、本発明によるシステムの第一の実施形態の線図である。図3Aは、アブレーション(チップ)電極28Tを遠位端に有するカテーテル12を示している。チップ電極28Tは、寸法、形状及び材料に関して位従来の構成を含んでいてもよい。一実施形態において、チップ電極28Tは、例えば、2.5mm、4mmあるいは8mm長しかないアブレーション電極であってもよい。] 図3A [0045] カテーテル12は、チップ電極28Tに電気的に連結されたソースリード46(ソース(+))を備え、シャフト22を通ってそれが終端する近位端まで延びている。ソースリード46は、RFアブレーションエネルギを運ぶようこの実施形態では構成されており、この点で、絶縁された銅線などのような従来の材料を含んでいてもよい。一実施形態において、ソースリード46は、32AWG又は34AWG銅線であってもよい。] [0046] カテーテル12はまた、チップ電極28Tに電気的に連結されたセンスリード48(センス(+))を含み、シャフト22を通ってそれが終端する近位端まで延びている。センスリード48は、測定される複素インピーダンスにわたって発生した電圧を検出できるように構成され、この点で、絶縁された銅線などの従来の材料を含んでいてもよい。一実施形態において、センスリード48は38AWG銅線であってもよい。] [0047] リード46及び48は、コネクタインターフェース18において、電気的に分離したままである。コネクタインターフェース18は、ピンあるいはピン受容体などにおける電気的リードを終端させるための当該分野で公知の従来の構成を有することができる。] [0048] 図3Aはまた、システム10内に含むことのできる任意の延長ケーブル50を示している。ケーブル50は、各端にコネクタを備え(図示するように)、そして、ソースリード及びセンスリード46、48を、その長さに渡って電気的に分離した状態を維持する。図3Aは、(図示するように)各端にコネクタを有するジェネレータケーブル52もまた示しており、これもまた、ソースリード及びセンスリード46、48を、その長さに渡って電気的に分離した状態を維持する。] 図3A [0049] 図3Aは、多数の電極、すなわち、それぞれがインピーダンス32にそれぞれリターンライン58、60を介して接続されるように構成されているソースリターン561(ソース(−))及びセンスリターン562(センス(−))信号パッチ56を含む参照電極配線構成54も示している。リターンライン58は、ソースリターン561をソース(−)コネクタに電気的に接続し、そしてリターンライン60は、センスリターン562をセンス(−)コネクタに電気的に接続する。図3Aの実施形態において、ソースリターン561及びセンスリターン562は、電気的に隔絶されているが、上述したように単一のパッド/パッチ56に一緒にパッケージされる。従って、それらが離間している距離は大きくなく、それぞれの経路において重なる量(図2Bの説明を参照)は、増大される。図3Aは、複素インピーダンス32のソース部及びセンス部(図4に関連して以下においてより詳細を示す)も示している。なお、一対のソースコネクタ及び一対のセンスコネクタは、4線式インターフェース62として集合的に規定される。] 図2B 図3A 図4 [0050] 図3Bは、本発明の第二の実施形態の線図であり、符号54’で示される参照電極の配線構成を採用する点以外は、図3Aに示した実施形態と同様である。配線構成54’は、ソースリターン及びセンスリターンを、物理的に別個のパッチ56A及び56Bとして配備しており、それにより、それらの間で所定の距離57を達成するようそれぞれの独立した配置を可能にする。好ましい実施形態において、距離57は、最大に得られるべきであり、典型的には患者の対向する両側である(例えば、左−右あるいは前−後ろ)。離間距離の増大は、ソース経路とセンス経路との間の重なり量を低減するため、インピーダンス測定を、一般的に望まれている、チップ電極に最も近い組織容量にちょうど焦点があてられる。] 図3A 図3B [0051] 図3Cは、本発明の第三の実施形態の線図であり、(複数の)接続ケーブル及びカテーテルの態様以外において図3Aに示した実施形態と同様である。る。特に、別のカテーテルの実施形態である、カテーテル12‘は、単一のリード、すなわち、2つの別々のリードではなく、組み合わされたソース/センスリード46/48を使用している。組み合わされたリードは、電極28Tに電気的に接続されており、シャフト22を通って、コネクタインターフェース18で終端する近位端まで延びている。組み合わされたリード46/48は、図3Aにおけるソースリード46と同じ構成であってもよい。ケーブル50及び52について、カテーテル12’に接続される方のケーブルは改変されることが意図されている。そのため、延長ケーブルが使用されない場合、ジェネレータケーブル52は改変される。延長ケーブル50が使用される場合、それが改変され、ジェネレータケーブルは改変されない。より詳細には、修正は、カテーテル12’に接続する端部に関連する。すなわち、当該端部は、2つの個々の、別個のリード46、48が単一の電気的ノードを形成するように電気的に結合され、次いでそれが単一の組み合わされたリード46、48に接続されている。カテーテル12(あるいはカテーテル12’)は、ひとたび患者内にあると、外部ケーブル50、52において起こり得る実質的な環境の変動(例えば、巻き付け(coiling)などに起因する)にさらされないことが見出された。従って、アブレーションジェネレータ16のインピーダンスセンサ32に戻るまでの残りのケーブル配線全体にわたって2つの別々の配線アプローチが維持される限り、カテーテル12’を通る単一のリードは、一般的に、ここに記述される非生理的な変動に対抗するのに十分である。] 図3A 図3C [0052] 図3Dは、本発明の第四の実施形態である。図3Dは、図3Cと同じであるが、改善された図3Bの参照電極配線構成54’を備えることが異なる。図3Dの実施形態は、好ましい参照電極配線構成54’と組み合わせて組み込まれた場合に最も好ましく、そして、カテーテルに非常に望ましい商業的な構成を含む(すなわち、インピーダンス測定に一つのリード)。] 図3B 図3C 図3D [0053] 図3Eは、本発明の第五の実施形態の線図である。この実施形態の一利点は、標準的な(すなわち、既存の)構成を利用する複素インピーダンス測定を可能にすることである。図3Eの実施形態において、別々のパッチ56A及び56B(あるいは、単一のパッチ56でさえ)は、ソースリターンやセンスリターンに使用されない。むしろ、ソースリターンあるいはセンスリターンの一方は、RF中立リターン37と結合され、ソースリターンあるいはセンスリターンの他方はリング−2電極28R2に連結される。例示の実施形態において、ソース(+)ワイヤ及びセンス(+)ワイヤは、複素インピーダンスセンサ32において電気的に連結されており、(図示するように)単一のワイヤを用いて、いずれかの介在ケーブルを通り、そしてカテーテルハンドル/シャフトを通ってチップ電極28Tまで運ぶ。代替的な実施形態においては、しかしながら、ソース(+)及びセンス(+)のための別々のワイヤが、カテーテルハンドルまで使用され、その後結合されることができる。さらに別の実施形態において、ソース(+)及びセンス(+)の個々のワイヤは、チップ電極までの全線にわたって別々のままであってよい。これらは、2つの配線選択肢(すなわち、ハンドルで結合されるか、あるいはチップ電極で結合される)は、極めて細い線で示されている。この変形形態は、商業的に魅力的な実行を提供する一方(すなわち、慣用の設備構成を使用する)、非生理学的変動(ブロック47)に対する耐性を与えるとともに正確な複素インピーダンス測定を提供する。] 図3E [0054] 図4は、より詳細に、図1の例示的なアブレーションジェネレータ16であって、複素インピーダンスセンサ32を備えて一体化されたアブレーションジェネレータを示す簡略化されたブロック図である。一般的に、アブレーションジェネレータ及び複素インピーダンスセンサ機能は、当該分野で知られており、本発明の教示に従って、公知のアプローチを変更することによって実行することができる。しかしながら、完全性のために、以下に簡単な説明を与える。] 図1 図4 [0055] 図4は、RFアブレーション信号ソース30が、RF電源66及びRFセンス、及び制御回路ブロック68を含み、これは協働してRFアブレーション信号を発生するよう構成される(ブロック90に示される)。RF電源66は、当該分野で周知のように、RFセンス及び制御回路68の制御の下で、一人又はより多くのユーザが特定したパラメータ(例えば、電力、時間など)に従って、所定の周波数で信号を発生するように構成されている。ブロック30は、出力モジュール80への出力のための出力装置の様々な作動情報70を生成するように構成されている。一般に、ブロック66及び68は、上述のように慣用の装置を含むことができる。] 図4 [0056] 複素インピーダンスセンサ32は、励起信号ソース72、センス回路74及び信号処理回路76を含んでいる。励起信号ソース72は、上記で詳細に説明したように、所定の周波数で、ジェネレータ16のソース(+)/ソース(−)コネクタにわたって励起信号を発生するように構成されている。励起信号は、ソース(+)/ソース(−)コネクタにおける出力のためにブロック90に提供される。センス回路74は、ジェネレータ16のソース(+)/ソース(−)コネクタにわたって観察されるような励起信号によって誘導される応答信号を測定するように構成されている(ブロック90の方法で)。加えて、センス回路74は、関心のない周波数を遮断して、関心のある周波数例えば、励起周波数における、を通すように構成されたフィルタリング(図示せず)を含む(すなわち、バンドパス)。信号処理回路76は、励起信号に基づいて応答信号を処理して、チップ電極に近い及び/又はその周囲の対象組織の複素インピーダンスを測定するように構成されている。一般に、複素インピーダンスセンサ32は、出力モジュール80の出力のための様々な動作情報78(例えば、測定された複素インピーダンスを含む)を出力するように構成されている。励起信号ソース72、センス回路74、及び信号処理回路76は、当該分野で知られている慣用装置を含んでいてもよい。] [0057] 出力モジュール80は、カテーテル、RFジェネレータ、及び複素インピーダンスセンサ情報を与えるため、種々の外部装置へのデジタル及びアナログ信号インターフェースを与えるように構成されている。ユーザ入力ブロック82は、所望のパワー、時間などの全て当該分野で知られているような、RFアブレーションジェネレータ16のユーザからの入力パラメータを受領するように構成されている。ユーザディスプレイ84は、アブレーションジェネレータ16の様々な作動情報、例えば、現在のパワーレベル、時間、組織温度、及びインピーダンス(複素インピーダンス)を表示するように構成されている。] [0058] アブレーションジェネレータ16は、第一の遮断フィルターブロック86、及び第二の遮断フィルターブロック88を含み、そのそれぞれは、RFアブレーション信号周波数における直列共振、及び励起信号周波数における並列共振である。これらのフィルタリングブロックは、関心のある周波数バンド中の信号を適当なブロック(例えば、EGMディスプレイへと通過するEGM信号)に通す。] [0059] ブロック90は、通常カテーテル、RFインディフェレントリターン、ソースリターン及びセンスリターン(パッチ)、及びカテーテル電極へのコネクタ及びインターフェースを示している。] [0060] 図5は、カテーテル12の簡略化された横断面図である。図3A〜図3Bの実施形態において、一方の実施形態では、カテーテル12が、全体に延びている別々のソースリード及びセンスリード46、48を含み、第一のルーメン92がソースリード46に提供され、そして第二のルーメン94がセンスリード48に提供される。この実施形態は、2つのリードが離れたままであり、別々のルーメン中で電気的に分かれている。] 図3A 図3B 図5 [0061] 図6は、カテーテル12の簡略化された横断面図である。図3A〜図3Bの実施形態において、他方の実施形態では、カテーテル12は、全体に延びている別々のソースリード及びセンスリード46、48を含み、ルーメン96は、リード46、48の両方に適合するような寸法に構成されている。なお、この実施形態において、リード46、48は、電気的に接触していない(すなわち、それらは互いに電気的に絶縁されている)。] 図3A 図3B 図6 [0062] 図7は、本発明の特徴を有する場合と有さない場合両方の、カテーテル設定の関数としての位相角における変化を比較する図である。図は、従来の2線式アプローチ並びに本発明の4線式(三端式)アプローチの両方のトレースを示している。さらに、2線式アプローチ及び4線式アプローチ、チップ電極が組織に接触している、及びチップ電極が組織と接触していない反射例についての対応トレースがある。知られているように、いずれかのアプローチで複素インピーダンスを測定する際の一変形は、インピーダンス測定を行うための組織とチップ電極が接触している(かあるいはいないか)のいずれかの場合を含む。図7の目的に関して、“No Contact”状況は、チップ電極と組織面との間の約20mm間隔に相当し、一方、“Contact”状況は、チップ電極がちょうど面に接触しており(すなわち、視覚的に測定される)、その後、チップ電極が組織内へさらに1mm移動するのに相当する。] 図7 [0063] 図7に示すように、従来の2線式測定方を用いた485kHzにおける、符号98で示される、”カテーテル+ケーブル+延長”セットアップと、“カテーテル+ケーブル+延長巻き”セットアップとの間に約3“位相角移動がある。セットアップ間の差が、延長ケーブルの巻き(coiling)だけであるため、このシナリオは共通である。図7は、符号100で示される”Catheter+Cable+Extension Coiled“セットアップの”Contact“と”No Contact“との間に約6°(度)の位相角があることも示している。アブセント修正(Absent correction)、ケーブルの簡単な再配置/巻きなどは、位相角の変化の際に医師/施術者に誤って報告される場合がある。最後に、図7は、本発明の4線式測定方を用いた485kHzにおける、符号102で示される、”カテーテル+ケーブル+延長“設定と”カテーテル+ケーブル+延長巻き“セットアップとの間の、ほぼ無視可能な位相角の変化を示している。大きさについての同様の改善もまた、以下に説明するように、本発明によって提供される。] 図7 [0064] 図8は、周波数の関数としての信号−ノイズ(S/N)比を示し、一つのトレースにおける従来の2線式アプローチを、第二のトレースにおける本発明の4線式、3端式測定アプローチと比較する図である。図8において、S/N計算において使用される信号は、接触−非接触測定レベルに相当し、一方、ノイズ成分は、ケーブル−巻きケーブル測定レベルに相当する。従来の2線式S/N比は、トレース104で示され、比較的低く、ノイズ(ここでは、患者における非生理的変動に起因する変動)から真の信号を区別する可能な困難性を示している。他方、本発明の4線式アプローチのS/N比は、トレース106で示されるように、広い周波数範囲にわたって比較的大きく、監視装置に位相及び/又は大きさの変化を誤って報告させ得る非生理的変動に対する堅牢性及び耐性における実質的な改善を示している。] 図8 [0065] 図9は、一連のタイミング図(互いに記録されている)であり、本発明によるアブレーションカテーテルの操作の間に得られるインピーダンス信号の変化を示している。RFエネルギは、灌注されたカテーテルを介して20ワットで継続して付与される。動脈組織接触について、灌注されたカテーテルの温度は、若干上昇し(“Temp”とラベルを付されたトレースを参照)、そして動脈電気記録図(“AEGM”とラベルを付された)信号の増幅は増大する。4線式、3端式インピーダンスセンサの応答は、それぞれ“Rl”、“Xl”、“Zlmag”及び“Zlapha”とそれぞれラベルを付された信号に示される、抵抗、リアクタンス、複素インピーダンスの大きさ、及び位相角に関して見られる。抵抗及びインピーダンスの大きさは、ほぼ20オームだけ増大するのに対して、容量性リアクタンス及び位相角はより負になる。] 図9 [0066] 表1(以下に示す)は、本発明の“ノイズ”耐性利点を定量化する試験から得られたデータを示している。特に、表1は、測定と、6頭の麻酔したブタの一組における研究から得られたモデル要素を連結させる組織を反映している。測定は、従来の2端式チップ−パッチ測定(Za+ZbまたはZa+Zc)を、本発明の3端式測定と比較するために、一組の2端式構成及び3端式構成(Za)から作られた。これに関して、ここで説明される複素インピーダンスの表記法(すなわち、Za、Zb、Zc)は、図2Bの簡略化された概略図から、それに対して取られる(すなわち、図2Bでは、Zaは、Z_TIPと呼ばれ、Zbは、Z_PATCHl と呼ばれ、そしてZcはZ_PATCH2と呼ばれる)。] 図2B [0067] ] [0068] 上述したように、カテーテル−組織接触を特徴付けるかあるいは、6頭の麻酔した動物の一組からの連結する、本発明の利点を定量化する経験的証拠が得られている。これらの調査の過程で、4mm開放の潅注されたチップ電極を有する7フレンチ(7Fr)のアブレーションカテーテルが、右心房に置かれ、2つのパッチ電極(一つは8×15cm、もう一つは4.5×9.5cm)が、臀部−腰部の脇腹領域に置かれ、上述したように、“ソースリターン”と“センスリターン”として作用した。2端式、及び3端式のインピーダンス測定の一組が、各調査の初期(“I”で示される)及び終わり(“F”で示される)において、非接触(“NC”で示される)と、接触(“C”で示される)の両方で、カテーテルチップを用いて20kHzで行われた。] [0069] ここで開示される3端式、4線式法は、チップ電極に属する等価回路インピーダンス要素Zaの直接測定をもたらす。従来の2端式、2線式法は、選択されたパッチ電極に依存して、インピーダンス要素の和、Za+Zb又はZa+Zcを測定する。選択された測定はまた、この動物の組におけるパッチの種類、寸法及び位置に対する感度を分析するために交換されたあるいはスワップされた(“Pswap”で示される)2つのパッチで行われた。全ての可能性ある2及び3端式インピーダンス測定を再生する3端式で線状の等価回路ケーブルは、表1中に、平均I、NC(平均の、初期の、そして非接触)と記載された欄の下に示されるY要素複素インピーダンスを有する。] [0070] 各提供モジュールは、チップ電極が心房組織と接触したときに再び得られた。モデル成分変化が、平均ΔIと付された欄中において、C−NC(平均、初期、接触−非接触について)示されている。これらの変化は、接触又は組織カップリング信号(ティッシュカップリングシグナル);tissue coupling signal)を示し、ほぼ抵抗性(約32オーム)であり、インピーダンス成分Zaに付随するチップにほぼ全体的に起因すると考えられる。。調査はまた、ノイズの2つの概算を含んでおり、一つは各調査の過程にわたる測定から得られ(平均持続時間5.3時間)、及び他の一つは、パッチ−パッチの変動を概算するための2つのパッチのスワップから得られた。パッチの種類、寸法及び位置は、30〜40オームの抵抗とリアクタンスの変動に寄与したが、測定可能なチップの変動(0.1オーム)にはほとんど寄与しなかった。] [0071] この情報から、(以下の)表2に示すように信号−ノイズ比の概算が導かれた。信号は、大部分抵抗であり、この分析は、信号−ノイズの抵抗指数に焦点を当てたものであった。可能性ある変動の組み合わせをシミュレートするために、本発明者等は、平均最終−初期変化の絶対値を、スワップパッチ変化に加えた。結果は、本発明が、従来の測定アプローチよりもチップ−組織接触に対して著しく堅牢性であることを示している。] [0072] ] [0073] 表2は、本発明において説明した3端式、4線式測定の性能と、従来の2端式チップ−パッチ測定のものとの定量的な比較を具体的に示している。表2のデータは、心房組織の接触抵抗が、各ケースで平均して約32オームで上昇するが、一時的なパッチ−パッチ変動が2端式測定には約2倍寄与可能であることを示している。組み合わされたチップ+パッチシステムからチップを分離した3端式測定は、パッチの種類及び時間の影響をやや受けるに過ぎない。] [0074] 本発明のインピーダンス検知アプローチはまた、示されている例示的な実施形態(RFアブレーションジェネレータ)から独立して配置されることができる。 例えば、複素インピーダンス測定アプローチが、不整脈の治療又は直接的な手段を用いない心疾患の治療のための冷凍アブレーション又はその他の手段との関連で、代わりに配置されることができる。それはまた、心臓の外側の処置又は配置に適用することもできる。] [0075] 本発明の利点の一つは、ケーブル又は配線の変化並びにパッチ電極−組織インターフェースインピーダンスにおける変動に起因するインピーダンスの“非生理学的”変動に対するその耐性である。それどころか、複素インピーダンス検知アプローチは、チップ電極−組織インターフェースにおける生理的な及び解剖学的変化に対して大部分応答する。] [0076] 本発明の多数の実施形態をある程度特定性をもって上記で説明してきたが、当業者であれば、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく、開示の実施形態に対して多数の変更を行うことができるであろう。全ての指示的言及(例えば、プラス、マイナス、上部、下部、上方へ、下方へ、左、右、左へ、右へ、頂部、底部、上、下、垂直、水平、時計回り、及び反時計周り)は、読む者が本発明を理解するのを助けるための識別目的でのみ使用されており、特に、位置、配向、あるいは本発明の使用を限定するものではない。結合の言及(例えば、取り付けられた、連結された、接続されたなど)は広く解釈され、そして要素の接続間の中間部材と、要素間の相対移動を含み得る。そのようなものとして結合の言及は、2つの要素が直接接続されており、相互に固定した関係であると推察する必要はない。上述の説明に含まれる、又は添付図面に示される全ての事項は、例示的なものだけであると解釈されなければならず、限定されてはならないことが意図される。細部又は構造における変更は、特許請求の範囲に定義されるような本発明の趣旨から逸脱することなく行うことができる。]
权利要求:
請求項1 近位端及び遠位端を有する細長いシャフトと、前記遠位端に配置された電極と、前記電極に電気的に接続され、そして前記シャフトを通って前記基部端まで延びるソースリードと、前記ソースリードとは異なって、前記電極に電気的に接続され、そして前記シャフトを通って前記基部端まで延びるセンスリードと、を含む、カテーテル。 請求項2 前記シャフトが、第一のルーメン及び該第一のルーメンから絶縁された第二のルーメンを含み、前記ソースリードが、前記第一のルーメン中に配置され、前記センスリードが前記第二のルーメン中に配置される、請求項1に記載のカテーテル。 請求項3 前記シャフトが、前記ソース及び前記センスリードが配置される第一のルーメンを含む、請求項1に記載のカテーテル。 請求項4 前記ソース及び前記センスリードが、前記基部端で別々に終端しており、ケーブル、アブレーションジェネレータ、及び複素インピーダンスを測定するよう構成された複素インピーダンスセンサの少なくとも一つと接続されるように構成される、請求項1に記載のカテーテル。 請求項5 前記電極が、アブレーション電極であり、前記ソースリードが、RFパワーを前記電極に供給し複素インピーダンスを測定するための励起信号を供給するために、RFアブレーションジェネレータと接続されるように構成される、請求項1に記載のカテーテル。 請求項6 前記センスリードが、複素インピーダンスセンサと接続するように構成される、請求項1に記載のカテーテル。 請求項7 前記電極が、アブレーション電極であり、前記ソースリードが、RFパワーを前記電極に供給するためのRFアブレーションジェネレータと接続し複素インピーダンスを測定するように構成される、請求項1に記載のカテーテル。 請求項8 励起信号が生成される正のソースコネクタ及び負のソースコネクタ、及び正のセンスコネクタ及び負のセンスコネクタを含む4線式インターフェースを有する装置で使用するためのカテーテルシステムであって、近位端及び遠位端を有する細長いシャフト、前記遠位端に配置されるチップ電極、及び前記チップ電極に電気的に接続され前記シャフトを通って前記近位端まで延びて前記励起信号を受信するための前記正のソースコネクタと接続されるように構成されるソースリードを有するカテーテルであって、前記電極が前記正のセンスコネクタと接続されるように構成される、カテーテルと、前記負のソースコネクタと接続されるように構成されるソースリターンと、前記負のセンスコネクタと接続されるように構成されるセンスリターンと、を備え、前記装置が、前記センスコネクタ間のインピーダンスを測定するように構成される、システム。 請求項9 前記カテーテルが、前記ソースリードとは異なるセンスリードであって、前記電極に電気的に接続され、前記シャフトを通って前記近位端まで延びるセンスリードをさらに含み、前記ソースリード及び前記センスリードは、前記近位端で別々に終端されており、前記システムは、前記装置との接続のために構成される第一の端部、及び前記カテーテルとの接続のために構成される第二の端部を有するケーブルをさらに含み、前記ケーブルが、ソース伝導体及びセンス伝導体を有し、前記ソース伝導体及び前記センス伝導体が、前記正のソースコネクタおよびセンスコネクタのそれぞれに対して接続されるように、前記第一の端部において別々に終端しており、前記ソース伝導体及び前記センス伝導体が、前記カテーテルの前記ソースリード及び前記センスリードに対してそれぞれ接続されるように、前記第二の端部で別々に終端している、請求項8に記載のシステム。 請求項10 患者に対して固定されるように構成され、前記ソースリターン及び前記センスリターンを含むパッチをさらに含む、請求項9に記載のシステム。 請求項11 患者に対して固定されるように構成され、前記ソースリターンを含む第一のパッチ、及び前記第一のパッチから離された、患者に対して固定されるように構成され、前記センスリターンを含む第二のパッチをさらに含む、請求項9に記載のシステム。 請求項12 前記第一及び前記第二のパッチが、所定の距離で離される、請求項11に記載のシステム。 請求項13 前記装置に対して接続されるように構成される第一の端部、及び前記カテーテルに対して接続されるように構成される第二の端部を有するケーブルであって、前記ケーブルが、ソース伝導体及びセンス伝導体を有し、前記ソース伝導体及び前記センス伝導体が、前記正のソースコネクタおよびセンスコネクタのそれぞれに対して接続されるように、前記第一の端部で別々に終端しており、前記ソース伝導体及び前記センス伝導体が、前記カテーテルの前記ソースリードに対して接続されるように、前記第二の端部で電気的に結合される、請求項8に記載のシステム。 請求項14 患者に対して固定されるように構成され、前記ソースリターン及び前記センスリターンを含むパッチをさらに含む、請求項13に記載のシステム。 請求項15 患者に対して固定されるように構成され、前記ソースリターンを含む第一のパッチ、及び前記第一のパッチから離された、患者に対して固定されるように構成され、前記センスリターンを含む第二のパッチをさらに含む、請求項13に記載のシステム。 請求項16 前記第一及び前記第二のパッチが、所定の距離で離される、請求項15に記載のシステム。 請求項17 前記カテーテルが、前記チップ電極に対して近位であるがオフセットされて配置されたリング電極を含み、前記ソースリターン及び前記センスリターンの少なくとも一方が前記リング電極を含む、請求項8に記載のシステム。 請求項18 電気的に伝導性の材料を含み、患者に対して接触し固定するように構成される中立/分散リターン(インディフェレント/ディスパーシヴ((indifferent/dispersive)リターンをさらに含み、前記中立リターンが、診断機能及び治療機能の一方の実行において前記チップ電極及び前記装置と協働して使用されるようにさらに構成され、前記センスリターン及び前記ソースリターンの少なくとも一方が、前記中立/分散リターンである、請求項8に記載のシステム。 請求項19 前記中立リターンが、前記センスリターンとソースリターンの両方を含む、請求項18に記載のシステム。 請求項20 前記装置が、アブレーションジェネレータを含み、前記チップ電極がアブレーション電極を含み、前記アブレーションジェネレータが、前記アブレーション電極によって送られるRFアブレーション信号を、前記ソースコネクタ間に生成するよう構成されたRFパワーソースを含む、請求項8に記載のシステム。 請求項21 前記励起信号が、第一の周波数を有し、前記RFアブレーション信号が第二の周波数を有し、前記第一及び前記第二の周波数が区別可能である、請求項20に記載のシステム。 請求項22 前記励起信号が約2kHz以上約200kHz以下である第一の周波数を有する、請求項8に記載のシステム。 請求項23 前記第一の周波数が約20kHzである、請求項22に記載のシステム。 請求項24 前記アブレーション信号が、約450kHz以上の第二の周波数を有する、請求項21に記載のシステム。 請求項25 前記チップ電極が、第一の端子を規定し、前記ソースリターンが第二の端子を規定し、前記センスリターンが第三の端子を確定し、前記システムが、インピーダンスの測定のための4線式、3端式構成を有する、請求項8に記載のシステム。 請求項26 4線式インピーダンス測定インターフェースを有するRFアブレーションジェネレータであって、正のソースコネクタ及び負のソースコネクタにわたってRFアブレーション信号を発生するように構成されたRFパワーソースと、前記ソースコネクタにわたって励起信号を発生するように構成された励起信号ソースと、前記正のソースコネクタと負のソースコネクタ、及び前記ソースコネクタとは異なる正のセンスコネクタと負のセンスコネクタに連結され、そして前記励起信号が生成される時、前記センスコネクタにわたる複素インピーダンスを測定するよう構成された複素インピーダンスセンサ、を含む、RFアブレーションジェネレータ。
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